銀行などにお金を預けておくと通常は利息がついてお金が増えて戻ってきます。その一方で銀行などからお金を借りると普通は利子をつけて余分に返済しないといけません。実はこの利子や利息が直感的にわかる方法があるんです。
たとえば消費者金融で融資を受けた場合
たとえば、テレビコマーシャルでよくみかける消費者金融さん、即日融資を受けられるということで、とても便利ですよね。実質年率3.0%～18.0%と書いてあったりしますけど、すぐに返すし大したことないだろうって思ってしまいます。ここで魔法のような不思議な数字72の登場です。
72 ÷ 18 っていくつでしょう？
4 ですよね。
当り前じゃないかと突っ込まれそうですが、ここからが大事なところです。この18%という金利は約4年間お金を借りると返済額が倍になってしまうということがわかりました。100万円を借りたらおよそ4年後に200万円を返さないといけないということになってしまうんです。
72の法則
72の法則って聞いたことあるでしょうか。金融の業界では結構有名な法則なのですが、この72という数字は元本と利子を合わせて返済額が倍になってしまうおおまかな年数が一瞬でわかる不思議な数字なんです。
72 ÷ 「複利計算の金利」 ＝ 「元本と利子を合わせて返済額が倍になってしまう年数」
という計算ができるんです。もちろんこれはお金を借りるときだけじゃなくて投資をするときにも役立ちます。たとえば、利回りが3%の投資信託に投資した場合、
72 ÷ 3 ＝ 24
ということで、約24年間で元本と利息を合わせて倍のリターンを得られるということが直感的にわかるんです。いかがでしょうか。使い勝手のよい72の法則は融資や投資を検討する際に強い味方となってくれるのではないでしょうか。